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小説推理新人賞作家・長岡弘樹氏が第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞!

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2008年5月16日に第61回日本推理作家協会賞が決定しました。受賞作は以下の通りです。

●長編および連作短編集部門 〈選考委員 逢坂剛・小鷹信光・真保裕一・菅浩江・福井晴敏(五〇音順)〉
 『果断 隠蔽捜査2』今野敏(新潮社)
●短編部門 〈選考委員 有栖川有栖・北森鴻・野崎六助・馳星周・山田正紀(五〇音順)〉
 『傍聞(かたえぎ)き』長岡弘樹(「小説推理」08年1月号/双葉社)
●評論その他の部門 〈選考委員は短編部門と同じ〉
 『幻想と怪奇の時代』紀田順一郎(松籟社)
 『星新一 一〇〇一話をつくった人』最相葉月(新潮社)


受賞後の記者会見。(左より)今野敏氏、長岡弘樹氏、最相葉月氏

第一ホテル東京で行われた記者会見には、受賞者の今野敏氏、長岡弘樹氏、最相葉月氏が駆けつけ、受賞の喜びを語った(紀田順一郎氏はファックスで受賞コメントを寄せた)。
 長編および連作短編集部門の選評は、選考委員を代表して真保裕一氏から発表された。候補五作品のうち『果断 隠蔽捜査2』と近藤史恵氏『サクリファイス』の二作品が高得点を集め、最終的に一作品受賞となったことを明らかにした。今野氏はこの前日に発表された山本周五郎賞に続いての受賞となり、
「山本周五郎賞は純粋な喜びであったが、推理作家協会賞は嬉しさと同時に協会常任理事として責任を感じている。あらゆる場で推協賞をアピールしたい」と語った。
 短編部門は選考委員を代表して山田正紀氏から、「候補五作品の中で『傍聞き』が13点、他はすべて7点と、受賞作の点数が他を圧倒していた」と発表された。
 本誌・小説推理新人賞(第25回)でデビューした長岡氏は、謝辞とともに、「読んで下さる方に良い作品を届けたい」と今後の執筆への抱負を語った。
 授賞式は6月30日18時より、第一ホテル東京で行われる予定。
 なお第54回江戸川乱歩賞は、翔田寛氏『誘拐児』、末浦広海氏『猛き咆哮の果て』に決定した。

受賞作を収録した長岡弘樹氏の短編集『傍聞き(仮題)』は、小社より今秋刊行予定です。