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宮沢和史、東京都現代美術館で熱唱!

2008年12月17日
東京都現代美術館

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宮沢和史が12月17日、東京・江東区の東京都現代美術館で、当社刊の著書『BRASIL-SICK(ブラジルシック)』の発売を記念し、記者会見とサイン会を開催した。『BRASIL-SICK』は、大ヒット曲「風になりたい」誕生のきっかけとなったブラジル音楽との出会いから現在に至るまでの思いを、自身のエッセイ、対談、写真など、様々な形で詰め込んだ充実の内容。そして、そのサイン会会場に選んだのは、東京都現代美術館。同館でブラジルの現代美術展『ネオ・トロピカリア ブラジルの創造力』が行なわれていることから、今回の顔合わせが実現した。
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ギターを片手に現われた宮沢が椅子に腰掛けて歌ったのは、日本人移民がブラジルに渡ってから100年となる今年を記念した楽曲「足跡のない道」。現在150万人を数え、ブラジル社会の重要な一員となった日系人の苦難の歴史に思いを馳せたこの曲を熱唱し、ブラジルの魅力を「多様な文化と巨大さ、躍動感を目の当たりにして、命の根源となるものをまだ見つけられずにブラジルに通っています」と語った。

記者会見後にサイン会が行なわれ、限定100枚の整理券を入手できたファンと、笑顔で交流。この日が7年ぶりのサイン会とあって、前日には著書とのセットで発行された整理券を求めて朝からファンが美術館前に並び、整理券は10分足らずで完売する勢いだった。


立ち読み&購入 今年の7月には、自身のバンド「GANGA ZUMBA(ガンガ・ズンバ)」でのブラジルツアーを敢行。そのきっかけとなったのは、05年に、1908年にブラジルに着いた最初の日本人移民船『笠戸丸』の最後の生き残りである中川トミさん(06年逝去・享年100)との出会いだった。帰国後の9月には、ブラジル音楽界の重鎮ジルベルト・ジルを日本に迎え、横浜で2万人を集めたフリーコンサートを開催。

100年も前に海を渡り、未開の荒野を切り開いて現在の繁栄を築き上げた先人たちへの敬意を込め、そして、これからの日本・ブラジルのさらなる交流を願って駆け抜けた1年。その集大成として、『BRASIL-SICK』とともに、お薦めのブラジル音楽を集めた企画盤『Brasil 100』、DVD『10,000 SAMBA!』 も同時発売。さらに年末のNHK紅白歌合戦に「日本ブラジル交流年特別企画」として出場も決定した。

『紅白』はブラジルをはじめ世界中の日系移民の方も試聴することができる。1989年、THE BOOMでのデビュー以降「島唄」「風になりたい」など、国境も人種も超える名曲を紡ぎ出し、来年デビュー20周年を迎える宮沢。『紅白』では100年の時を超え、偉大な先人たちの歩んだ道に歌を捧げる。

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